年上の同級生が年下の同級生(8歳差)をどう思っているか。

さて、少し年の離れた大学生が入ってみると、それはもういろいろな反応があるわけで。

 

それでも(個人差はあれど)29になる現在でも、見た目上同級生にみられることはよくある。

なので年齢をばらすと、「えええ」「てっきり同級生(?)だと・・」ということも(お世辞?があったかもしれないけど)よくある。

 

それはたぶん、

20歳から思う29歳のイメージ(けっこう大人?)と、

20歳の延長線上で現在29歳の実感の違い(体力的にはまだまだいけるつもり、精神的にそれほど熟達して貫禄がでるまでに至らない的な)

というのが実はあるんだろうな。

 

イメージゆえに、「すごい達観したところから同級生をみているんじゃないか」、「裏の顔を持ってるんじゃないか」といった疑念やこころの距離を、先入観として持たれることもあったりします。

 

もちろん長く生きてる分、社会常識や処世術などわかってることの差はあるかもですが、 

ふつーにスケジュール管理とかテスト対策とか、ルーズにしてる時は助けてもらったりしてる。

逆にデジタルネイティブな強みとか、

受験勉強で培ったがっつり勉強できる能力・文句言いながらも耐えられる自律力、

そして自由にやりたいことを選択できる恵まれた環境とか、

僕の持っていないものも持ってると思う。見習わなきゃなと思うことも、本当に多い。

まだまだ実ってない稲穂ですが頭は垂れまくりです。

 

あと年齢に関係なく、続けてきた特技や詳しいことをもっている人には学ばせてもらうことも多いし、

やりたいことやってる!って人は、それが趣味でも社会的にエライとかじゃなくてもキラキラが溢れてて、見てるだけでその人の人間的魅力に謙虚な気持ちになったりしてる。

そうなりたものですね。

年上だから思うことかもしれませんが。

 

僕はこれまで、剣道部と料理人業という、古典的な子弟関係と根性論で成り立ってる人間関係が大部分を占めてきた人生を送ってきたので、

現代っ子の価値観とは合わないんじゃないかと思ってます。

なので、年上だからと言って「こうすべき」みたいなことはあまり言わないように気を付けてます。

でもそれが正解かは分からないです。ビシッとしろ!といった方が良い子もいるのかもしれないですが。

僕としては先輩面するつもりはなくて、友達作ったりしたいという気持ちがあるので。

 

ただ、年上の後輩をもってしまった先輩たちは、結構複雑な気持ちのようです(笑)

ま、しょうがない。どうしようもないのでゴメン!です。

 

 

ご感想・コメントなどお待ちしてます。

 

某国立大学に社会人入学してみた (社会人入試について)

私は27歳で大学に入学しました。

 

というだけで「おおお、会社勤めしながら、勉強されたんですか?」と偉い人と勘違いされちゃうこともあるけれど、

私の場合は、スミマセン、高校生の受験生と比べるのが申し訳ないほど、ほとんどしてなかったです。(/ω\)

 

というのも、「社会人入学枠」はさまざま、大学や学部によってバラバラです。中には受けやすい条件のところもあります。(私立はことさら入りやすくなってるようです。)

 

私の農学部の場合は、

受験資格 ①高卒以上 ②5年以上の社会人経験 

審査内容 ①高校時代の成績証明書(母校に郵送を依頼してもらった)

     ②TOEICTOEFLなどの英語のテスト成績書

     ③面接試験 (内容は一般的な、志望動機とか)

といったもので、英語の勉強をしてTOEICを受けたぐらい。幸いにも英語は嫌いじゃなかったので、ほんと苦労はしてないですね。

いやーほんとに高校生の皆様に申し訳ない(^_^;)

 

もちろん社会人枠のない学部のためセンター試験受けて入る人もいますし、

仕事で関係のあった学部であれば2年、3年次編入という方法もありますから、人それぞれです。

私は行きたい大学が寛容で助かりました。(寛容だから選んだわけじゃないです!)

 

大学のネームバリューにこだわらなければ、いろいろな大学を見てみると、入学自体はそう難しくないのかもしれません。

 

面接では、「勉強のブランクがありますが、やってけますか?」というようなことも聞かれます。

そう聞かれましたが、私の入学した農学部の学部レベルであれば、数学や物理など好き嫌いもありますが、もう忘れちまったよ~なものも、入学後やって取り戻せないほどではないというのかなというのが正直なところです。

(また私は高専卒(5年制)なので、一般+専門科目などを10単位ほど既履修単位として振替えしてもらうこともできました。)

 

私の場合、それまでのキャリアと大きく方向転換のために大学4年間という道を選びましたが、大学という独特な空間、鳥取という環境、そして出会った人たちやアクティブな妻(笑)によって、人生観の変わる生活が現在進行形です。

普通に不安や迷いもありますが、この道を選んでよいことばかりだったなとも思っています。

 

また書きますね。