建設コンサルタントになりたくない?

 (この記事、自分にできるのは自分の話(建設コンサルと個人的な就活論)だけで、「建設業一般」について語っているわけではありません。あしからず)

 

建設業の人手不足が深刻らしい。

私の属する建設コンサルタントも含まれる。

 

記事などはその原因を、いわゆる3K業界であるとか、

会社の知名度が低いことに求めてきた。

しかし、最近の記事では、建設業に就いている当事者の意識調査の結果、

就職先として「建設業はいいぞー」と勧める人が全然多くないことが分かったそうだ。

 

私はまだ始まったばかりだから、繁忙期の恐ろしさとか、鬼のような上司とか、

そういう業界あるあるをまだ体験せずいることもあるけど、

この仕事そんなに悪いものじゃないはずだ、と思っている。

 

就活の段階で、インターンをやっておけば(ワンデーは除いて)、職場の雰囲気とか人間関係とかなんとなくつかめるはずだ。

会社でやや違いはあるものの、理系・技術屋さんの集まりなので、過剰なコミュ力やサービス精神はいらない傾向はあって、シャイな理系ボーイズにはなじみやすいと思っている。

ダムや橋などの構造物や技術が好きな人、理系な人は専門技術にもどっぷり漬かれる魅力はある。

 

過重労働とかハラスメントの対策を、完全にではなくても改善しよう姿勢が見えるのであれば、ある程度受け入れなければならない。あとはわがままというか、ないものねだりをしているようにしか思えない。

会社のストレスやそれに対する文句は、どんな業界に行ってもあるもの。それを業界が悪い、建設業はダメだ~なんていう人は、なんの仕事してもそういう人だろう。

 

この仕事の魅力というのは、なにより、まだ世の中にないもの、地図に載っていないものを作り、それが後の時代まで残る、そして多くの人の生活に良い影響を与える(はず)仕事だと言えるのは、なかなかのロマンがある。そんな仕事は、そうそうない。

 

非効率的で地味な作業や理不尽なこともあるかもしれないけれど、しんどい時にはやりがい・原点を思い出して、楽しんでできる仕事だと思う。

 

要するに、そんな悪くないよ、と伝えたい。(まとめたら一言だったw)